グリーン周りのアプローチでざっくりやトップが多く、悩んでいます。
アプローチはスコアアップに不可欠です。
グリーン周りでついつい力んでしまうとミスショットにつながりやすいです。ざっくりやトップを防ぐおすすめの練習方法を紹介します。
この記事では、100切り・90切りを目指すアベレージゴルファーにおすすめのアプローチ練習を紹介します。
以下のような方に参考になれば幸いです。
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片手打ち練習でざっくりやトップの原因になる動きを抑制する動きをつかむことができるようになります。
アプローチでスコアアップ
下記は90(+18)でラウンドした際のクラブの使用頻度とショット内容の分析です。
100&90切りを目指すアベレージゴルファーはウェッジの使用頻度が高くなります。
なぜ、使用頻度が高いの?
ミドルアイアンやショートアイアンでグリーンをとらえられる確率が低く、グリーン周り 20~60ydの距離が残りやすくなるからです。なので、必然とアプローチの回数が多くなるからです。
使用頻度の高いウェッジの練習に取り組み、アプローチでの勿体ないミス(ざっくり&トップ)を減らすことがスコアアップに直結します。
ざっくり、トップはなぜ起こる?
ざっくりの原因は?
リーディングがボールの手前で地面に刺さってしまった状況です。
原因は
- 手首を返す動きが遅れてざっくり。
- テイクバック時に右足側に体重移動し過ぎてしまうと、ダウンスイング時に左足側に体重移動できずにざっくり。
- ボールを打とうとする気持ちが強いあまり、ダウンスイング時に上半身を沈み込みが起こりやすくなります。上半身が沈み込む過ぎて、ざっくり。
トップの原因は?
ヘッドがボールと地面の間に入らず、リーディングがボールに当たってしまった状況です。
原因は
- 手首を返す動きが速過ぎると(コックが早く解けると)トップ。
- ダウンスイング時に左足側に体重移動し過ぎて、トップ。
- ボールを前方に飛ばそうとする気持ちが強いあまり、インパクト時に上半身が早く起き上がりやすくなります。早く起き上がることでトップ。
注意すべきは【手首、体重移動、上半身の動き】
- 手首の動き
手首を必要以上に使うとその分手首を返す動きが必要になります。手首の動きが大きくなることでタイミングのずれ(速いor遅い)によってミスショットになってしまいます。 - 体重移動
テイクバックで右足側、ダウンスイングで左足側に体重移動する際に必要以上に動いてしまうと、右足側or左足側に体重が残り過ぎることによってミスショットになってしまいます。 - 上半身の動き
インパクト時に上半身の沈み込みや起き上がることでミスショットにつながります。
おすすめのアプローチ練習は片手打ち
片手でクラブを操作することで、手首や体重移動、上半身のエラーの動きを抑制しつつ、練習ができる点が最大の特徴です。
片手での重いクラブの操作は困難で手(手首)を使った打ち方ができなくなります。
また、手が使えない分、テイクバックやダウンスイングでは体の回転が必要になります。
余計な左右の体重移動や上半身の動きが入ってしまうとボールを打つことができません。
ざっくりやトップの原因になる動きを抑えて、練習できます。
練習のポイント
右手Ver.
- 手には力を入れずに右肘は曲げたまま打つ
手首を使ってクラブを振らないように肘の角度を固定するとヘッドの軌道が安定します。 - 上半身の動きを引っ張るように下半身でリードする。
切り返しからは下半身で始動する。左右の動きでなく、体の軸を中心に回転する。
上半身に力が入るとミスショットにつながります。
左手Ver.
- クラブを手で持ち上げない
右利きの人は利き手でないためクラブの操作に違和感を感じて手や上半身に力が入りやすくなります。バックスイング時に上半身の回転でクラブを持ち上げる。手に力が入ってしまうと手打ちになってしまうので注意。 - ダウンスイング時はクラブの重さに合わせて下半身を回転
手を使ってクラブを振らないようにします。トップからは下半身に引っ張られて肩が回転→手が引っ張られて打つイメージ。 - 上手く打てない場合は左足体重
左足体重にすることで、体重移動を抑えることができ、下半身リードで動きやすくなります。
※左足体重ver.
【動画でのチェック方法】手でクラブを上げていないか?
アドレス時:手の位置に垂直に線を引きます
テイクバック時:手とヘッドの位置を確認
(線よりも)手が左側、ヘッドが右側:
体の回転でクラブを上げられていると上記のような状態になります
手でクラブを上げた場合、手が右側に位置してしまいますので、注意してチェックが必要です。
まとめ
この練習ではざっくりやトップの原因になる
- 手首の動き
- 体重移動
- 上半身の動き
を抑制した打ち方ができるようになります。
最初は綺麗にボールを打つことが難しいかもしれませんが、
- 手ではなく、体の回転でテイクバック
- ダウンスイングは下半身リード
を意識して練習することをおすすめします。また、動画を撮影すると確認しやすいのでおすすめです。
興味がある方是非一度お試し下さい。
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